僕は普段はNolaというアプリを使って小説の執筆をしているのだが、最近その機能に不満を覚えた。Claude Codeがその機能にアクセスして利用するということができないのだ。より正確に言うと、Claude Codeで自前でアプリケーションを作るにあたって、そのアプリからNolaの機能を利用することができない。Nola側にAPIがないからだ。

僕は結月ゆかりというキャラクターの3Dモデルをboothで買った。それを用いて、僕の執筆の進捗をゆかりさんが表現するというアプリを作りたかった。僕の執筆が進めば進むほどゆかりさんがキーボードを叩いて画面に文字列が打ち込まれていく。今日書いた文字数が画面内に表現され、1000文字ごとに彼女がガッツポーズを取ってくれたりする。

そのアプリはWindows上で動作する。それをDiscordサーバーのVCで画面共有し、おのおのが作業をする会を開き、参加者のみんなに時々そのアプリの画面を見てもらうというわけだ。まあ、単なる自己満足だけのアプリだ。自分だけが使うものであって、広く世に普及させる目的のアプリではない。僕は執筆の開始前に机の上のWindows PCから同アプリを画面共有させておき、スマートフォンで自室のベッドに寝転がりながら執筆する、という運用の仕方になるだろう。

僕はこのアプリとNolaを連携させたかったのだができなかった。そこで仕方なくGoogleドキュメントとの連携でこのアプリを作った。GoogleドキュメントならAPIがあるので執筆中でも総文字数が取れるからだ。アプリは三秒おきのポーリングで総文字数を取り、文字数が増えていたら増えていた分だけ画面内のゆかりさんがキーボードを叩く。

昨晩実際にこのアプリをClaudeに頼んで作ってもらった。まだ少ししか試運転していないのだが動くことは動いたのでよかった。

この経験を通じて僕が学んだのは、これからはAI(正確にはAIとAIが作ったプログラム)から利用できるようなITサービスや素材(3Dモデルや絵のようなもの)が流行るということだ。人間が触れられるUIを含んだ完成品よりも、AIから触れられる未完成品を作る方が、優先度が高い。世間からの需要があるはずだ。ひょっとしたら半年後の僕は有料版のNolaを解約しているかもしれない。ただしGoogleドキュメントのUIには不満がある。ひょっとしたらUI部分は自分で作ってしまうのもありかもしれない。