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2021年
『ドラゴンボール』の物語を考える2
前回の記事でピッコロ大魔王編を考察した。次はラディッツの襲来からフリーザとの闘いで終わるサイヤ人編について考える。サイヤ人編では悟空の罪というものが強調される。
続きを読む『ドラゴンボール』の物語を考える
漫画『ドラゴンボール』の中心にあるものは、あらゆる願いを叶えるドラゴンボールという宝と、主人公の孫悟空である。彼の特徴は無欲なことだ。
続きを読む『納屋を焼く』を読む
村上春樹の短編『納屋を焼く』について考察する。普通に読むと、納屋を焼いたことが原因となって「彼女」が失われたように読者には思われる。
続きを読む『ダブリナーズ』の構造を読み解く
前回の記事からの続きである。次のような大きな三つの力が作中で働いている。ただし例外もそれなりに存在し、これらの基調の力に対するカウンターとして働いている。
続きを読む『ダブリナーズ』を概観する
ジョイスの『ダブリナーズ』を柳瀬尚紀訳で読んだので、それについて書く。この小説の中心を貫く構造はソーントン・ワイルダーの戯曲『わが町』に似ている。
続きを読む村上春樹の文体の最大の特徴
『ノルウェイの森』以降の村上春樹の文体の最大の特徴は、文末に「である」または「であった」を置くことを避ける点にある。「である」という断定は父性的である。
続きを読む『金閣寺』の物語について
幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。『金閣寺』において父という存在は重要である。金閣寺の美について主人公に教え込むのは実の父親であり、それを表す文が最初に置かれているからだ。
続きを読む『日はまた昇る』を読む
ヘミングウェイの『日はまた昇る』を高見浩訳で一度だけ読了した。ともかく一度目の感想としては、まったく面白くなかった。名高い古典でこれほど退屈な読書体験は珍しい。
続きを読む『金閣寺』の文体について
三島由紀夫の『金閣寺』の文体について書く。金閣寺の文体の特色として、文末が多彩なことが挙げられる。次に例を引用する。寝ても覚めても、私は有為子の死をねがった。
続きを読む『二つの心臓の大きな川』を読む
ヘミングウェイの『二つの心臓の大きな川』を三回読んだ。それについて書く。この作品は『日はまた昇る』同様にほとんど主人公の内面の描写に文章が割かれない。
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