六つの塔

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六塔掌月のブログ

タグ「三島由紀夫」の記事

全9件

2023年

  1. 『天人五衰』の結末について

    世の中には三島由紀夫の小説『天人五衰』のラストが理解できない人がいる。だから僕がそれをここで解説する。まず、門跡の聡子が嘘をついていたり、記憶を忘れていたりすると思ってる読者がいるが、これはまったくの誤解である。

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2022年

  1. ニヒリズムと嘘

    三島由紀夫はニヒリズムを極めた作家だ。その考えの要諦は次である。村上春樹はこのニヒリズムの克服を目指した作家である。その考えの要諦は次である。

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2021年

  1. 二つの道

    物語の普遍的な構造の一つに二つの道というものがある。楽な道と困難な道の二つが主人公の前に示されており、主人公はどちらを選ぶか逡巡するというものだ。

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  2. 『金閣寺』の物語について

    幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。『金閣寺』において父という存在は重要である。金閣寺の美について主人公に教え込むのは実の父親であり、それを表す文が最初に置かれているからだ。

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  3. 『金閣寺』の文体について

    三島由紀夫の『金閣寺』の文体について書く。金閣寺の文体の特色として、文末が多彩なことが挙げられる。次に例を引用する。寝ても覚めても、私は有為子の死をねがった。

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2017年

  1. 『騎士団長殺し』第1部・2部の概観

    この記事では村上春樹の『騎士団長殺し』の第1部・2部について、一読して気がついたことを記載している。つっこんだ考察はおこなっていない。

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2016年

  1. 逆方向の力

    本稿では前回(リンク)に引き続き『1Q84』について議論をする。そのために次のような形で先行する文学作品が『1Q84』に影響をおよぼしていることを説明する。

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  2. 『豊饒の海』と『百年の孤独』の共通点

    『豊饒の海』と『百年の孤独』には共通点が多く、興味深い。まずは思いつくままにそれらを列挙してみよう。発表の時期がほぼ重なっていることを考慮すると、一方が他方を参考にしたことはありえない。

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  3. 比喩を剥ぎとる

    三島由紀夫の『豊饒の海』には『失われた時を求めて』のパロディ・シーンが数多く登場する。本稿ではまずその場面を拾い上げ、次にパロディの狙いについて考えていく。

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