タグ「セルバンテス」の記事
全15件
2025年
『ドン・キホーテ』の愚者像を掘り下げる
以前別の記事でも述べたことだが、僕は図らずも自作の長編小説でドン・キホーテ的な人物を描いていた。それは常に空想を続ける人間だ。
続きを読むミゲル・デ・セルバンテスを救出せよ
僕はセルバンテスに愛憎相半ばするところがある。やつを倒したいという思いもあれば、ぜひとも救わなければならないという思いもある。
続きを読むなぜ物語の最大のテーマは物語なのか
ミゲル・デ・セルバンテスの最大の功績は、「物語は物語をテーマにするときに最大の力を発揮する」という定理を唱え、実証した点にある。
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2024年
なぜ『ドン・キホーテ』は『後篇』で崩壊してしまったのか
『ドン・キホーテ前篇』はあらゆる物語の中でも最高のものだ。他のすべての物語を置き去りにしてひとり頂点に在る、と言っていいだろう。
続きを読む愚者の系譜
人類が誕生してから数百万年が経過した。そのあいだ、様々な人が生まれては死んでいった。その中でもっとも人類に貢献した人物は、僕の考えではたった一人に明確に定めることができる。
続きを読む『ドン・キホーテ後篇』を読む
『ドン・キホーテ』は『前篇』が主たる部分である。『後篇』は単なるおまけに過ぎず、読まなくても問題ない。むしろ読まない方がいいかもしれない。
続きを読む『ドン・キホーテ前篇』を読む2
『前篇』の序盤にはそのエッセンスが詰まっている。虐待されている羊飼いの少年をドン・キホーテが助ける話だ。弱者である少年をドン・キホーテが助ける。
続きを読む『ドン・キホーテ前篇』を読む
『ドン・キホーテ前篇』の再読を完了させたので、それについて書く。『ドン・キホーテ』を読む上で注意すべきなのは、前篇と後篇の差異である。
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2023年
僕の考える小説の歴史の仮説
いままで僕は小説の歴史というものを意識したことがなかった。それはとほうもなく巨大なもので、僕のような小者には到底理解できないに違いないと思いこんでいた。
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2022年
『城』を読む (前半)
フランツ・カフカの『城』を原田義人の訳で二度読んだ。それについて書く。本稿は、カフカの『変身』と村上春樹の『かえるくん、東京を救う』、またカフカの『城』の原田義人訳、そして次の記事を読んだ者を対象にしている。
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2021年
2020年
世界で最も偉大な小説と二番目に偉大な小説
世界で最も偉大な小説はセルバンテスの『ドン・キホーテ』である。特にその中の短編『愚かな物好きの話』がそうだ。セルバンテスはそこで小説におけるもっとも基本的なテクニックを構築し、誰にでもわかる形で明らかにしてみせた。
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