六つの塔

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六塔掌月のブログ

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2017年

  1. 冒頭に置かれた矛盾

    冒頭に矛盾した表現を置いている小説は数多い。それらはしばしば小説のテーマと関わりがあり、新しい作品世界を立ち上げるための起爆力にもなっている。

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  2. 岩明均における母というテーマ

    この記事では岩明均の作品に見られる母親というテーマを確認する。まずは『寄生獣』のプロットを見ていく。この物語の中で一番大きな位置を占めている事件は、母親の身体を乗っ取った寄生生物に主人公が心臓を破られて、殺されかけることである。

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  3. 『騎士団長殺し』第1部・2部の概観

    この記事では村上春樹の『騎士団長殺し』の第1部・2部について、一読して気がついたことを記載している。つっこんだ考察はおこなっていない。

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  4. 指の多義性

    本稿では『多崎つくる』について、三つの項目を書いた。なおこれまでの記事はこちら。『多崎つくる』の作中では、自己との解離、分裂、あるいは二重性という現象について繰り返し言及がなされている。

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  5. 因果関係というテーマ

    本稿はこちらの記事から続いている。『多崎つくる』の主人公に与えられる問いは「友人に絶縁された理由は何か」というものだ。これは因果関係を把握するという問題に等しく、この種の問題意識が本作のあちこちに登場しているので見ていくことにしよう。

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  6. 影としての作品

    本稿では『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が『1Q84』のペアとして存在している作品であることをまず述べる。その後べつの記事で、この事実を手がかりにして両作に共通する因果関係というテーマを読み解いていく。

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  7. 分裂と統合

    『1Q84』には同じ名詞や字句のくりかえしが作中に頻繁に現れる。本稿ではその表現の持つ文学的な意味を探究する。次の一文は、天吾が『空気さなぎ』の改稿許可を得るために戎野先生に初めて会いに行く場面から引用したものである。

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  8. 『1Q84』の隠喩表現に関する補足

    今までこのブログは二回に渡って『1Q84』の解説をおこなってきた。本稿ではこれまで議論してきた『1Q84』の隠喩表現について整理をおこない、また補完をおこなう。

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  9. 『海辺のカフカ』におけるメタファーの性質

    『海辺のカフカ』には「メタファー」という言葉が頻繁に登場するのだが、これは本作を読み解く上での鍵となっている。そこで本稿ではその意味や性質について整理してみた。

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2016年

  1. 『変身』と『かえるくん、東京を救う』

    フランツ・カフカの『変身』と村上春樹の『かえるくん、東京を救う』について書く。村上春樹の短編は『変身』の優れた解説になっている。

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