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2025年
『アメリカの鱒釣り』を読む
ブローティガンの『アメリカの鱒釣り』を一読した。面白かった。しかし、滅茶苦茶な本であると思った。とりあえず第一回目の読書会が今日なので、解説可能なところだけ書いておこうと思う。
続きを読む物語について語る物語
僕が最終的にやりたいのは物語を十全に語った物語だ。物語の生態というべきものがそこでは明らかにされるだろう。それも説明的に物語とは何かを語るのではなく、物語が生まれてからどのように発展していき、他の物語とどのように結合…
続きを読むミゲル・デ・セルバンテスを救出せよ
僕はセルバンテスに愛憎相半ばするところがある。やつを倒したいという思いもあれば、ぜひとも救わなければならないという思いもある。
続きを読むなぜ物語の最大のテーマは物語なのか
ミゲル・デ・セルバンテスの最大の功績は、「物語は物語をテーマにするときに最大の力を発揮する」という定理を唱え、実証した点にある。
続きを読む慈悲・慈愛・母性の三位一体論
デウス・エクス・マキナ、すなわちそれを出しさえすれば一挙に物語が解決する装置として、主人公の自己犠牲というものがある。自己犠牲は主人公がクライマックスで放つ最終兵器であり、それによってすべての困難が解決される。
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2024年
僕は自分を徹底的に否定しなければならない
僕は人から嫌われている。どれぐらい嫌われているかというと、長年加えられていなかった家族プラスアルファのメンバーから構成されるLINEのグループチャットに、つい先日はじめて加えられたぐらいには嫌われている。
続きを読むなぜ『ドン・キホーテ』は『後篇』で崩壊してしまったのか
『ドン・キホーテ前篇』はあらゆる物語の中でも最高のものだ。他のすべての物語を置き去りにしてひとり頂点に在る、と言っていいだろう。
続きを読む2025年に読みたいもの
僕が2025年に読みたいものは今のところひとつしか決まっていない。旧約聖書だ。それを真面目に読む予定である。聖書は聖書だけを読んでも意味が分からない箇所が多く、何かしらガイドとなる本を必要とするものだが、とりあえずそ…
続きを読むミッドポイントと倫理観
三幕構成においては物語がミッドポイントを通過すると、主人公の状況が大きく下降する。この仕組みはすでに過去の記事で述べたが、作者の中心にある倫理観が、主人公が楽な道を行くのを赦さないということによって起こる。
続きを読む僕はどのように小説を書くべきなのか
僕はいわゆるアマチュア作家だ。プロになることを目指している。もしプロになったらおそらく出版社から売れる作品を書くことを求められるだろう。
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