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2025年
人に物を教えることは可能なのだろうか
現代において人が人に物を教えることは可能なのだろうか。僕は最近、ある人からDiscord上でPDFファイルを渡された。小説を書いたので読んでほしいのだと言う。
続きを読む本屋が完全に消滅するとしてもあなたはプロの小説家になりたいか
いずれ日本から本屋が完全に消滅するかもしれない。街から本屋が消えて、誰も本屋にいかない日がやってくるかもしれない。仮にその日が今日だとしよう。
続きを読む物語という文体
僕の記憶にきざまれている一文として、次のようなものがある。これはレイモンド・カーヴァーの短編小説である『ささやかだけれど、役に立つこと』の終盤の一文だ。
続きを読む僕は文学を書くことに興味がないようだ
僕の作品が「さなコン」で落選した。正確には最終選考の候補に残ることができなかった。そこで僕は色々と考えさせられた。やっぱりコンテストというのは選考委員の考えていることを当てるゲームでしかないな、と痛感させられた。
続きを読む万人受けに関する試論
しばらく前に僕は「さなコン」というウェブ小説のコンテストに自作を投稿した。それが次にかかげたリンクのもので、「遠くへ」という短編小説なのだが、これがなぜかけっこうな数の人にウケた。
続きを読む利他はくだらない
ここしばらく僕はThe Birthdayというロックバンドの『誰かが』という曲を聴いていた。ずっとくりかえし聴いていたので、たぶん五十回は再生していると思う。
続きを読む『レキシントンの幽霊』を読む
村上春樹の『レキシントンの幽霊』という短編を再読した。それについて書く。『レキシントンの幽霊』はかなり面白い小説だ。ただ、『武蔵境のありくい』や『かえるくん、東京を救う』のように鋭いテーマやメッセージといったものは何もない作品である。
続きを読む『武蔵境のありくい』を読む
村上春樹の『夏帆』と『武蔵境のありくい』を読んだ。それについて書く。『夏帆』は『武蔵境のありくい』の開始点を書いただけの短い作品なので、割とそれ単体の面白さはどうでもいい。
続きを読む『ドン・キホーテ』の愚者像を掘り下げる
以前別の記事でも述べたことだが、僕は図らずも自作の長編小説でドン・キホーテ的な人物を描いていた。それは常に空想を続ける人間だ。
続きを読む『秘密』を読む
谷崎潤一郎の『秘密』を読んだ。それについて書く。まずは話の大枠を述べよう。ヒロインと主人公の関係性が結末で解消していくのは、主人公が見るなの禁を犯したからだととらえられる。
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